トラオムは、「身近な人を幸せにする」という会社理念を掲げ、
お客様から必要とされる店舗づくりへの挑戦を続けています。

創業から現在に至るまで、
決して平坦な道ばかりではありませんでした。

鳥貴族のFCから始まったトラオムの挑戦の軌跡と
トラオムが目指すこれからについてご紹介します。

四方よし

六方よし

目次

01

FCから始まる創業期

創業~大倉氏との出会い

平成10年6月
大阪市住吉区上住吉に
「鳥貴族 千躰店」を出店

現、トラオム株式会社の代表取締役である堀江新一は、製造業の会社で働きながら、20代のうちから焼鳥店に投資していました。28歳の頃、いよいよ本格的に飲食店を手掛けようと、さまざまなフランチャイズへの加盟を検討したとき、当時まだ6店舗しかなかった鳥貴族の大倉忠司社長に出会います。

大倉社長の真摯な人柄に魅了され、鳥貴族への加盟を決意。平成10年6月に1号店、大阪市住吉区上住吉に「鳥貴族 千躰店」を出店しました。これは鳥貴族の全体の10号店であり、初めて鳥貴族にフランチャイズとして加盟したオーナーが出店した1号店でもありました。

02

出店拡大フェーズ

事業拡大~試行錯誤だらけの出店戦略

試行錯誤を重ね、
拡大していく事業

飲食店で働いた経験がほとんどなかった堀江にとっては、文字通り手探りのスタート。

最初は全く振るわず、いきなり飲食店の厳しさに直面しました。しかし、別の鳥貴族の店舗に負けたくないと、アルバイトスタッフと一丸となってサービスを磨き、店を盛り立てていきました。そして近隣の店舗より多くの売り上げを出せるまでに成長。この成功体験が自信となり、その後の出店へと弾みをつけたのです。

事業は徐々に軌道に

好調の波に乗り、平成12年7月に2号店「鳥貴族 三国ヶ丘店」、同年10月に3号店「鳥貴族 深井店」、平成13年 10月には4号店「鳥貴族 桜川店」と出店は続きました。試行錯誤を重ね、ファンを増やすことにより、事業は徐々に軌道に乗っていきました。

03

組織としての成長、
法人化へ

法人化~誰もが夢を見つけられる舞台に

個人事業から法人へ、
組織としての成長を模索する

事業拡大を図りながら、平成14年3月に有限会社トラオムを設立。さらに平成20年8月にトラオム株式会社へ組織変更。個人事業から、法人となったことで、人材の確保、評価、給与や報酬、社会保険などを整備し、安心して働ける体制を整え、組織としての成長を模索していきました。

社名にした「トラオム(TRAUM)」とはドイツ語で「夢」を表す言葉です。堀江には、10代の頃、自分自身の将来の夢や展望が見えず、やりたいことが見つからない、そんなふうに感じていた時期がありました。しかし、迷いながらも仕事に就き、チャンスを得て、成功体験が自信となり、前に進む原動力になったのです。人は自分に自信が持てれば、夢を描けるようになる。このトラオムがそんな場所になれば面白いー。社名にはそんな想いが込められています。

四方よし

04

創業から変わらない
トラオムの精神

「身近な人を幸せにする」
を判断基準に
四方よしの輪を広げる

現在、トラオムは鳥貴族をはじめ、オリジナル店舗も複数運営しています。店舗が増え、たくさんの人が働くなかで、「身近な人を幸せにする」という企業理念と「四方よし」という判断基準を、従業員全員で共有しています。四方とは、「お客様」「従業員」「取引先」「社会」。この4者の誰も損をしてはいけないことを「四方よし」と名付け、トラオム全員の判断基準としています。

その根底には、「身近な人を幸せにする」という会社理念があります。身近な人とは、家族、ともに働く仲間、友人、隣人。そして自分自身。まずは自分たちが、幸せであると実感すること。それができて初めて、周りの人を好きになり、幸せになって欲しいという想いを持って行動できるようになる。さらにその想いが広がって社会全体が幸せになる。我々はそう考えています。

05

グループ形成、
地域活性化へ向けて

未来へ~地域を活性化し、
未来を創る「六方よし」経営への発展

六方よし経営への挑戦

トラオムグループのテーマは、「六方よし経営への挑戦」です。「六方よし」とは、「四方よし」の「お客様」「従業員」「取引先」「社会」に、「未来」「地域」の2つの価値観を足したものです。
良い商品を作り、良いスタッフがいるにもかかわらず、事業承継に課題を抱える企業が世の中にはたくさんあります。また日本各地には、豊富で素晴らしい資源がたくさんあります。地域の価値を再発見し、人やチカラを結び付けて、新しい未来の姿を創り出す。食を通じて身近な人を幸せにするというトラオムの理念は、次の世代を見据えた取り組みへとー拡大しています。